目標設定で取り入れたいベーシック法

介護職がキャリアアップを目指していくうえでは、目標設定が非常に重要になると言われている。モチベーションの維持や高度なスキル・知識、あるいは資格を取得するうえで、大きな意味を持つためである。そんな介護職が目標設定を行ううえでは「ベーシック法」という有効な方法がある。
このベーシック法とは、「目標項目を設定する」「達成の基準を決定する」「期限を設定する」「達成計画を立てる」の4段階で目標を設定していく方法である。
まず基本となる目標を設定したうえで、どの段階をもって目標を達成したとみなすのか基準を設定する。そして目標を達成するまでの期限を設定し、それが実現するための計画を練る、という手順だ。

単に漠然と目標を立てるだけではなく、具体的な達成基準を設け、しかも期限を設定したうえで計画を立てていくことでより具体的な内容に仕上げることが可能だ。例えば「3年後までにケアマネージャーの資格を取得する」という達成基準と期限を設定した場合、そのために一日どれぐらいの勉強をするべきなのかを推測しやすくなる。さらに、その環境を確保するためのライフワークバランスの再構築もしやすくなる。
目標設定の精度を高めれば高めるほど、日常生活を有意義に過ごせる環境を整えることができるのだ。
また、こうした具体的な目標設定にすることで、今の自分に欠けているものを再認識する機会も得られる。その過程でセミナーに参加する、思い切って転職してみるといった選択肢も出てくるだろう。自分を見つめ直す意味でも、目標設定は重要な意味を持っている。